一人暮らしの食費、平均はいくら?
単身世帯の1か月あたり食料費(食費)の平均額(2025年平均)
スーパーのレシートを見て「今月ちょっと使いすぎたかも」とヒヤッとしたこと、ありませんか。
一人暮らしを始めたばかりだと、自分の食費が高いのか安いのか、比べる相手がいなくて分からないものです。私自身も実家を出た当初、月4万円かかった月と2万円台で済んだ月があって、「一体いくらが普通なんだろう」とずっとモヤモヤしていました。
結論から言うと、総務省統計局「家計調査(家計収支編)2025年平均」(2026年2月6日公表)によれば、単身世帯の1か月あたりの食料費(食費)は平均44,659円です。この記事の数値はいずれも執筆時点(2026年7月)で総務省統計局の公式サイトに掲載されていた情報をもとにしています。家計調査の数値は年ごとに更新されるため、最新の数値を確認したい場合は総務省統計局のページを直接チェックすることをおすすめします。
この記事では、一人暮らしの食費・生活費の平均額を切り口に、自分の家計が平均と比べてどうなのかを判断する材料と、私自身が半年ほど家計簿をつけて見えてきた節約の工夫を紹介します。「今の自分の支出、実際どうなの?」と気になっている一人暮らしの方に向けた内容です。
🔍 結論だけ知りたい人へ
🔍単身世帯の食費平均は月44,659円、生活費全体(消費支出)は平均173,042円で、食費が占める割合(エンゲル係数)は25.8%です。平均より高い・低いだけで判断せず、まずは自分の支出内訳を知ることが大切です。
男女で食費はどれくらい違う?
同じ一人暮らしでも、食費には男女差があります。総務省の同調査では、単身世帯の食費は男性平均48,977円、女性平均40,910円というデータが出ています。差額は8,000円ほどで、体格や食事量の違いが影響していると考えられます。
私の知人(30代男性・一人暮らし歴5年)に聞いたところ、外食とコンビニ利用の頻度が食費を左右している実感があるとのことでした。あくまで一人の体感談ですが、「自炊の日が週に何日あるか」で月の食費が1万円近く変わるという感覚は、統計の男女差とも重なる部分がありそうです。
平均額はあくまで目安であり、「平均より高い=浪費している」と決めつける必要はありません。外食が多い仕事のスタイルや、体を動かす仕事で食事量が多いことなど、事情はさまざまです。まずは自分の支出の中身を知ることが第一歩になります。
食費の内訳を見てみる
- 外食10000円(22%)
- 調理食品8300円(19%)
- その他(生鮮・加工食品等)26359円(59%)
データを表で見る
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 外食 | 10000円 |
| 調理食品 | 8300円 |
| その他(生鮮・加工食品等) | 26359円 |
食費44,659円のうち、どんな項目にお金が使われているのかも見ておきましょう。外食が月あたり約1万円、調理食品(惣菜やお弁当など)が約8,300円というデータがあり、この2つを合わせると食費全体の4割強を占める計算になります。
残りの約26,000円ほどが、米・野菜・肉魚などの生鮮食品や調味料、加工食品といった「自炊の材料費」にあたる部分です。
私自身の家計簿を半年分振り返ってみると、外食・惣菜の割合が多い月は食費が5万円近くまで膨らみ、自炊中心の月は3万円台前半に収まっていました(あくまで自分の記録に基づく半定量的な体感で、統計調査のような大規模な数値ではありません)。外食・調理食品の比率をどれだけ下げられるかが、食費コントロールの一つの目安になりそうだと感じています。
生活費全体で見ると、エンゲル係数はどれくらい?
単身世帯の消費支出(月額173,042円)に占める食費の割合(エンゲル係数)
食費だけでなく、生活費全体との関係も見ておくと家計の見通しが立てやすくなります。同調査によると、単身世帯の1か月あたりの消費支出(生活費全体)は平均173,042円で、そのうち食費が占める割合(エンゲル係数)は25.8%です。
つまり、生活費全体のおよそ4分の1が食費に使われている計算になります。エンゲル係数が高いほど、生活費に占める食費の負担が大きいと一般的には言われていますが、収入や地域による物価差も影響するため、この数値だけで家計の良し悪しを判断するのは難しい面もあります。
エンゲル係数はあくまで消費支出に占める食費の割合を示す指標であり、収入額や貯蓄状況までは分かりません。家計全体を見る際の一つの参考値として捉えるのがよさそうです。
平均と比べて自分の食費が高いと感じたら

「平均より高かった」と分かっても、そこから何をすればいいか分からないと不安になりますよね。私が半年間家計簿をつけて実際に効果を感じたのは、次の3つです。
💡 ポイント
💡いきなり全部を見直そうとせず、まずは1か月だけ家計簿アプリで「外食・調理食品・自炊材料費」の3つに分けて記録するだけでも、自分の傾向がかなり見えてきます。
- 1週間分の献立をまとめて考える: 買い物のたびに「今日何にしよう」と悩むと、ついコンビニや外食に頼りがちでした。週の初めにざっくり献立を決めておくだけで、無駄な買い物が減った実感があります。
- 外食・調理食品の回数を「見える化」する: 家計簿アプリでカテゴリ分けして記録すると、自分では気づかなかった外食頻度の多さに気づけました。記録を始めた月から翌月にかけて、外食・調理食品の合計が体感で2〜3割ほど減った印象があります(個人の記録に基づく体感値です)。
- 固定費との合わせ技で考える: 食費だけを削ろうとすると続かないことが多かったので、通信費やサブスクなど固定費の見直しと並行して取り組むと、無理なく続けやすいと感じています。
一気に平均以下を目指すより、まずは自分の支出の内訳を1か月記録してみて、外食・調理食品・自炊材料費のバランスを把握するところから始めるのがおすすめです。
まとめ
- 総務省統計局「家計調査(家計収支編)2025年平均」によると、単身世帯の食費平均は44,659円、男女別では男性48,977円・女性40,910円というデータがあります(数値は執筆時点の情報のため、最新版は総務省統計局の公式サイトで確認してください)。
- 食費の内訳では外食・調理食品が4割強を占め、残りが自炊の材料費にあたります。
- 単身世帯の消費支出(生活費全体)は平均173,042円、エンゲル係数は25.8%で、生活費のおよそ4分の1が食費という計算になります。
- 平均より高い・低いだけで一喜一憂せず、まずは自分の支出内訳を記録して外食・自炊のバランスを把握することが節約の第一歩になります。
今日からできる一歩として、まずは1週間分でいいのでレシートや家計簿アプリで食費の内訳を記録してみてください。自分の「外食比率」が見えてくると、次に何を見直せばいいかが自然と分かってきます。
出典・参考
- 総務省統計局「家計調査(家計収支編)」(本文中の食費平均・男女別食費・消費支出・エンゲル係数の記述の出典。2025年平均・2026年2月6日公表分を参照。数値は執筆時点の公表情報であり、最新の調査結果は同ページで随時更新される点に留意してください)
本記事中の家計簿記録に基づく体感値・比率の記述は、著者個人の半年分の家計簿記録をもとにした参考情報であり、総務省統計局の調査結果のような大規模統計に基づくものではありません。個人差がある前提でご覧ください。





無理に完璧を目指さず、続けられるやり方を見つけるのがコツだよ。